2009年12月29日火曜日

協会けんぽ、介護保険料アップ 4月から年5800円増

http://www.asahi.com/national/update/1225/TKY200912250512.html

全国健康保険協会は25日、中小企業のサラリーマンらが加入する協会けんぽの介護保険料率が、来年4月納付分から1.50%になるとの見通しを明らかにした。賃金低下で保険料収入が伸び悩んだことなどから、現在の1.19%から大幅に引き上げられる。

 介護保険料は40歳以上が負担。平均的なサラリーマン(年収374万円)の場合、本人負担が年5800円増えることになるという。協会けんぽは、医療で も保険料率を全国平均で8.2%から9.3%に引き上げる予定で、介護と医療を合わせると年2万6800円の本人負担増が見込まれる。

(朝日新聞 2009/12/26)

2009/12/28 回答書-12/24質問書に対して

2009/12/24質問書に対する回答が示されました。
教職員が公立大学共済に入れるようにするための県から総務省への陳情書です。

参考:12/24質問書
http://suacunion.blogspot.com/2009/12/20091224.html


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2009年12月28日月曜日

1/12火、14木 処遇説明会

12/25大学配布の1月の行事予定表より

教職員の処遇説明会
1/12火 11時、13時
1/14木 11時、17時

先日(12/22)の口頭での説明では「最後」かもしれないとのこと、いずれにせよ重要な機会です。

2009年12月25日金曜日

2009/12/24 質問書

12/18発行の組合だより第3号の内容に対し、理事者よりコメントがあり、そのなかで石川前理事長による国への陳情書(教職員が公立大学共済に入れるようにするためのもの)がある、と書かれていました(陳情があったとの事実は周知のとおり)。
そこで組合は12/22に理事者に対し陳情書の写しの提供を求めました。
その要求の場で明らかにされたのは、 陳情に対する総務省からの回答の書面は届いていない、 という事実です。
とすると、これまでの教職員に対する説明とは異なり「実態として交渉は(全く)行われていない」、という可能性すら推測されます。
本件は口頭の説明で済まされるような事項ではなく、以上が事実だとすると、これは重要案件に対する本学法人の経営・交渉能力を疑うに十分な事実であり、何より法人の説明に対する教職員の信頼を欺く事態です。
そこで12/24に以下の質問書を大学に提出いたしました。

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平成21年12月24日
常務理事 加藤薫様
事務局次長 太田岩生様
静岡文化芸術大学教職員組合
執行委員長 池上重弘

質問状

「公立大学法人化にあたり本学教職員が公立学校教職員共済に加入できない」、との説明は何度か耳にして参りましたが、その根拠・経緯説明の一つとして、「石川嘉延前理事長・前県知事が総務省に掛け合ったが法改正は難しいということだった。」ということが説明会など複数の機会に挙げられてきました。この「総務省への陳情」につきましては、この間に永井敦子准教授と土肥秀行講師から、総務省宛て陳情書の提示を求めたところですが、それに加えて以下の諸点についてご説明いただきたく存じます。

1)もし石川理事長が総務省を訪れているなら、その日時、部署、対応した職員の名前をお示し下さい。
2)もし石川理事長が総務省を訪れていないなら、陳情書がいつ、総務省のどの部署のどなた宛に発送されたのかお示し下さい。
3)いずれにせよ総務省との折衝においてどのようなやりとりがあったのか、実態を示す資料をお示し下さい。

以上、12月28日を期限に「総務省に掛け合った」実態を示す資料や論拠の提出を求めます。
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2009年12月24日木曜日

年末のごあいさつ

教職員組合のみなさま、

組合結成から約2か月、年の暮れにあたりまして、あらためてご挨拶を申し上げます。
まず組合活動へのご理解とご参加をありがとうございます。組合の活動のなかで、多くの方と情報交換して初めて労働者である自分の権利と、働く場である大学の問題に、多くの人が気づいたところです。
問題発見は問題解決への第1歩です。そこから踏み出して、一つの成果として大学での労働者の過半数代表者が合法的に選出され、給与改定に正式に合意する手続がとられました。
(ボーナスの成績率については、勤務状況や業績が査定されていない!ことがわかりました。)
今後は、いよいよ公立法人化に向けて教職員の処遇問題に取り組んでいきましょう。
私たちの社会保障制度がどうなるのか?掛金負担はどのくらい上がるのか?それに見合うだけの手当などは約束されるのか?すでに説明された「方針」は守られるのか?
これらの問題について、引き続き法人に対しては教職員が納得し合意できるだけの説明と、働く環境の維持改善を求めていきましょう。
そのほかにも「組合で解決できるかな?」という問題が皆様の周りにありましたら、どうぞお知らせください。
来年は今年よりも良い年になりますように。

2009年12月22日火曜日

役員の給与改定

労働者代表・池上重弘が過日承認した静岡文化芸術大学の役員の給与改定(ボーナス等)について関係書類を下に掲載します。

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2009年12月18日金曜日

組合だより3号

公立法人化に関する次回説明会までにおさえておきたいポイントをまとめてみました。ご一読ください。
- ボーナスの個票にのっていた成績率について 1ページ
- 処遇問題について 2-3ページ
- 組合とはこんなあつまりFAQ 4ページ


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2009年12月10日木曜日

2009/12/9回答-要点まとめ、質疑応答

12/9の回答についてざっと要点をまとめてみます。
回答の全文はこちら
http://suacunion.blogspot.com/2009/12/20091291120.html

1 10/22確認要求書

処遇等について「承認を得るため」とは明言せずに「説明します」の回答。

2 11/20要求書その壱

 2) 就業規則改正にあたっては労基法に基づいて組合または労働代表者の意見を聴取するとの回答。

 3) 成績率の「優秀区分の適用者」の定義が、「昇任直後」以外はまったく不明。

 4-5)サバティカルと期間契約については進展なし。

3 11/20要求書その弐

 1) 社会保険制度加入については法的根拠がでてきました。
さらに法律家に相談していく必要がありそうです。

 2-3) 「けんぽ」と共済の制度間格差について、給付項目増設の「方針」が示されました。

 4) 掛け金負担への対応について具体的な検討内容の提示はありません。

そのほかの情報提供・質疑応答など

- 処遇決定の時期
県の予算案は1月末か2月初めにまとまり、3月中旬に議決される予定。
ただし現知事の動向や方針は不明とのことです。

- 理事長「川勝平太」印の扱い
実際に決済しているのは副理事長で、ご本人は目を通していないとのことです。

- 掲示板と部屋
掲示板は2Fメールコーナーにできる見込み、部屋は年度内には確保できる見通しだそうです。

以上です。

2009年12月9日水曜日

2009/12/9回答-11/20の要求書に対して

11/20提出の要求書に対して12/9に回答がありました。
参考 11/20要求書
その壱
http://suacunion.blogspot.com/2009/11/11201.html
その弐
http://suacunion.blogspot.com/2009/11/11202.html

以下の回答(計8枚)はクリックすると拡大されます。






2009年12月8日火曜日

給与改定2009/12/4

12/4付で給与改定について通知がありました。
11/27に組合に知らされた県の改定に準拠しています。
参考
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2009年12月4日金曜日

協会けんぽの財政難について

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20091203-OYT8T00769.htm

協会けんぽ負担軽減 厚労省方針
2500億円、組合健保などが穴埋め

 厚生労働省は3日、中小企業のサラリーマンら約3500万人が加入する「全国健康保険協会管掌健康保険」(協会けんぽ)の財政悪化を受け、総額で約2500億円の新たな財政対策を実施する方針を固めた。具体的には、〈1〉協会けんぽが後期高齢者医療制度支援のために支出している「支援金」を減額する〈2〉余った国庫補助金を現役世代の保険料減額に活用する――の2本柱を来年度から実施する。同省は、来年の通常国会に健康保険法改正案など関連法案を提出する方針だ。
 財政対策に必要となる約2500億円は、大企業のサラリーマンや家族が加入者の「組合健康保険」と、公務員や私立学校職員らの「共済組合」が、協会けんぽの「支援金」の減額分を負担する仕組みを導入して捻出(ねんしゅつ)する。
 同省は4日に開く社会保障審議会(厚労相の諮問機関)医療保険部会でこの案を示す。全国で約1500ある組合健保には協会けんぽと同じように赤字に苦しむところが多いため、協会けんぽのみ優遇する対応への反発は必至で、調整は難航しそうだ。
 具体的な財源の捻出は、後期高齢者医療制度のための「支援金」の算定方法を変更して行う。「協会けんぽ」、「組合健保」、「共済組合」の加入者全員が1人ずつ定額で負担額を計算する現行方式から、被保険者の年収に比例した方式に変える。協会けんぽの被保険者1人当たりの年収(標準報酬総額)が385万円と、組合健保(554万円)や共済組合(681万円)より低いため、比例方式にすれば、年収の少ない協会けんぽの「支援金」の総額を抑えられるという仕組みだ。協会けんぽは今年度に財政赤字が6000億円に膨らむ見込みで、積立金に当たる準備金残高も枯渇して財源が4500億円不足する見通しだ。
(2009年12月3日 読売新聞)

教職員のみなさまへ

12月3日(木)は、ご多忙のなか、労働者代表選出選挙に足を運んでいただき、まことにありがとうございました。選挙管理委員からの通知のとおり、労働者代表として107票の信任をいただきました。

同日午後、11月26日付けで提示された賞与を含む給与改定に関する意見書に「内容に異存ありません」と記して署名・捺印し、総務室長に提出しました。正当な手続きによって選出された労働者代表の捺印により、ボーナス支給に向けた手続きが進められたことを皆様にご報告いたします。これにより、12月10日の賞与支給が支障なく行われるはずです。

しかし一方、公立大学法人への移行に関する処遇問題は依然として未解決のままです。教職員の皆様は多様なご意見をお持ちと思いますが、民主的な話し合いにより、皆が納得・了承して気持ちよく移行できるよう環境整備が必要不可欠だと強く感じます。一人でも多くの方に教職員組合にご参加いただき、本学で働く一人ひとりが大切にされる職場を実現しましょう。皆様のご理解をよろしくお願いいたします。

池上重弘

2009年12月3日木曜日

組合員のみなさまへ

本日の投票はひとつの大きな区切りでした。すでに通知されているとおり、労働者代表として107票の信任をいただきました。
ご多忙のなか、投票所に足を運び信任の投票をしていただいたことに深く感謝します。

今回は12月10日のボーナス支給が遅れる事態を避けるため、給与改定の中身については議論の対象とせず、労働代表者選定手続きの正当性に焦点を絞って運動を展開しました。
そのため、本日12月3日(木)午後、11月26日付けで提示された賞与を含む給与改定に関する意見書に「内容に異存ありません」と記して署名・捺印し、総務室長に提出しました。
正当な手続きによって選出された労働者代表の捺印により、ボーナス支給に向けた手続きが進められたことを皆さんと共に喜びたいと思います。

執行委員長 池上重弘

12/3過半数代表者選挙 結果

池上重弘代表の信任投票の結果についてお知らせします。
開票の結果、以下の通りでした。

信任 109 (107+管理人委任2)
不信任 1
無効 4

(絶対過半数65)

よって池上重弘執行委員長が静岡文化芸術大学の労働者過半数代表に信任されました。
投票いただいたみなさまのご協力に感謝いたします。

静岡文化芸術大学教職員組合・執行部

2009年12月2日水曜日

組合だより2号 選挙号

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12/3木の代表選挙へ!池上重弘に投票のお願い
ボーナス支給のために必要な過半数代表 必ず投票してください

ここ数日、労働者代表の問題が表面化し、あらためて民主的に、誰もが納得するかたちで代表を決めるという流れになってきました。「なにがなんだかわからない」と感じている方も多いでしょう。
労働者代表とはなにか、おさらいしてみましょう。いったいどのような法的な力をもつのでしょうか。
就業規則や給与体系などが改定される場合、雇用者は労働者の意見を聞く必要があると労働基準法に定められています。過半数代表は、労働者側の意見をまとめる役割を担います。そして代表がOKを出せばその改定は認められてしまうという大きな権限をもちます。そのような重要な役割なのです。
法的な力をもつ役割ですから、全教職員が参加して民主的な方法によって選出されなければなりません。
12/3木に選ばなければならない、その直接的な理由は、12/10ボーナス支給の手続きを行うために労働者代表が必要とされているからです。
その他、目下問題となっている公立大学法人化後の処遇の問題とは切り離して、純粋に12/10ボーナス支給の手続きのためと目的を限定した労働者代表といたしましょう。

静岡文化芸術大学教職員組合は委員長・池上重弘を労働者代表候補として推す方針です。(池上委員長は組合の代表ではあっても、「教職員全体」の過半数代表であるとはこれまで宣言していません。) まずはこの大学ではたらくみなさんに選挙への参加を要請したい、そして投票の際には池上でお願いしたいのです。池上代表は、組合員、非組合員を問わず、この大学で働く一人一人の意見を取り入れるよう必ず努力していきます。どうかご協力をお願いします。
選挙権をもつのは以下のひとたちです。

プロパー職員
期間契約
専任教員
計129名

全労働者129名の過半数65名の信任を受けた人が労働者代表となります。
当日参加できない方は、選挙管理人にご相談ください。

最後に、12/3木の選挙では池上重弘に一票お願いいたします。
今の大学を取り巻く諸々の問題点について総合的に把握し対処を考えていますが、とりあえず今回はボーナス給付に目的をしぼった過半数代表として選出されることを目指しています。
できるだけスムースに代表が選出され、12/10ボーナス支給に滞りがないといい、それがみなさんのお気持ちでしょう。そのためにも池上に一票お願いいたします。

12/3過半数代表者選挙について

組合加入者みなさま、

12/3に静岡文化芸術大学の新しい合法的な労働者の過半数の代表を選出することになりました。
この選挙のあり方について、以下が全体(法人も含む)の合意として確認されました。

-. 静岡文化芸術大学の「代表者」が代表する「労働者」の範囲は、専任教員、プロパー、期間契約、非常勤事務職員のみであって、県派遣、市派遣を含まない。

-. 今回選出された代表者には12月10日の賞与支給を遅らせないために「12月1日から適用される給与改定」にハンをつく権限しか認めない。

以上が全体の合意です。

おそらく、組合員の皆さんはそのほかにもご意見をお持ちでしょうが、
-. 今回の給与改定が「減額」ではありますが、すべて公務員に横並びの本学で、それを覆す力は、たぶんありません。
-. 成績率の不透明さは、10月22日の組合からの要求書第1号から指摘してきたところです。今後も粘り強く交渉しましょう。
-. 公立法人化に関わる処遇改悪については、次の代表者を選び直して、これから交渉を詰めていきましょう。
-. 皆さんが意見表明できる「集会」ではなく、ただの「選挙」にしたのは集会が予定されている12/3昼休みに、複数の学科が入試判定学科会議を予定しており、集会が成り立たないだろう、という見通しからです。意見表明の機会は、これからもつくっていきましょう。
-. ボーナスが期日に支給されなかった場合、組合か法人のどちらかがスキャンダルの責任をかぶることになります。ここで、まだ加入していない教職員の方々に対して組合の印象を落とすことは避けましょう。

どうぞご理解と、12月3日選挙へのご協力をお願いいたします。
静岡文化芸術大学教職員組合・執行部