平成22年4月9日
意 見 書
公立大学法人静岡文化芸術大学
理事長 有馬朗人 様
労働者代表 池上重弘 印
平成22年4月1日付けをもって意見を求められた就業規則案について、下記のとおり意見を提出します。
記
I. 法人移行にあたって示されていた、「県立大と同等の処遇確保」という方針が最低限
確実に実現されるよう求める。
II. 移行前の処遇から改悪となった点については県大と同等であるかどうかに関わらず、今後の改善を求める
III. 組合がすでに要望あるいは質問をおこない、納得のいく回答が得られていない問題、および今後、組合または教職員が提示する要求や質問に対して、誠実な対応と十分な情報開示を求める。
<詳細については別添資料参照>
以下、別添資料
I. 法人移行にあたって示されていた、「県立大と同等の処遇確保」という方針が最低限、確実に実現されるよう求める。
-. 格差是正のための法改正努力
-. 制度間格差が残るあいだの補填昇給の確保
-. 共済との掛金の格差と補填状況の明示
II. 移行前の処遇から改悪となった点については県大と同等であるかどうかに関わらず、今後の改善を求める
-. 休日出勤の増加
-. 休業規定
-. 通勤手当、入試手当
III. 組合がすでに要望あるいは質問をおこない、納得のいく回答が得られていない問題、および今後、組合または教職員が提示する要求や質問に対して、誠実な対応と十分な情報開示を求める。
1)既出の問題
-. 就業規則改定などにあたっての十分な説明と検討期間の確保
-. 昇給と勤勉手当に関わる勤務成績評定
-. 期間契約
-. 学則、教授会規則、そのほかの規定に関する意見の聴取と適切な反映
-. そのほか大学運営に関わる重要な情報の提供
2)組合としては出していないが、組合員のあいだで挙がっている問題
-. 学内の例規、労使協定、そのほかの規定に関する十分な情報開示
-. 出産、育児、介護などの支援
-. ハラスメント対策
-. 教員に対する労務管理、兼職、出張の扱い